地方都市の夕景

音楽と写真

地方都市

女の子に振られたんだとか、そんなレベルではない圧倒的な悲しみに、ただただ立ち尽くすこと、泣くことしかできない。

今はまだ、受け入れられない。でも、これからはそういう世界で生きて行かなければならない。そんなの、受け入れることができるわけがない。

フィルムカメラのアイカップが、気付いたら無くなっていた。何かの象徴のようだ。

何をしても楽しくないし、何をする気も起きない。どうすれば良いのだろう。分からない。何も分からない。幾つになっても、子供みたいだ。何もできやしない。


僕の世界は壊れてしまった。この世界で、また明日も生きて行かなければならない。でも、何の為に?