地方都市の夕景

音楽と写真

α7S

えーっと、これはα7Sですね。

ノリと勢いで買ってしまいました。。。
中古で状態の良いのがあったので、分割払いで。。。
今後は節約します。。。


一応言い訳しておくと、
先日急逝された雨宮まみ女史のブログの、この記事を読んでいて、

mamiamamiya.hatenablog.com

15年前、わたしは、いつか高いブランドのバッグを手に入れたいと思っていた。
いつか、これだと思うものが見つかったら、買おう。
そして、大事に使おうと思っていた。

そう思ってから15年の間、
自分よりもぜんぜん若い人、あとからデビューした人、
みんな、当たり前のようにブランドバッグを持っていた。
「いつか」なんて思ってたけど、値段を見ると、とても買えなかった。
度胸がなくて、怖くて、一生ものなんて決められない、どうでもいい、と逃げ出したくなった。

でも、人がいいバッグを持っているのを見るたびに、
「自分には、あんなバッグは買えないんだ」
「センスもないし、選ぶ勇気もないんだ」
と、小さく、卑屈な気持ちになっていた。
そんなふうに感じる自分が、とても嫌だった。

バッグを買うだけで、そんな気持ちと手が切れるのだったら、買おうと思った。


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自分がこれまでしなかったこと、
できないと思っていたこと、
できるんだったら、そんなことで小さな卑屈さや劣等感が消えるなら、
どんどんすればいい。

わたしは、もっと定番のバッグを選ぶ人間だと思ってた。
賢い選択をする人間だと思ってた。
でも、違った。
こういう人間だった。

そういう些細なことが、
「自分はこうだ」と、自分を檻に閉じ込めるような気持ちを、
打ち破ってくれる。


ここら辺の文章に感化されて、気がついたらポチっていました。
24回分割払いで、月々7000円程度ならなんとかなるだろう、と。

払い終わる頃まで、写真をやっているかどうか分からない。
写真なんて飽きて辞めてしまっているかもしれない。
あるいは、別の趣味にのめり込んでいるかもしれない。
あるいは、別のもっと新しいカメラが欲しくなっているかもしれない。
あるいは、レンズ沼にズブズブ嵌って、大変なことになっているかもしれない。
それでも構わない。
僕は今を生きているわけで、今欲しいのはα7Sなのだ。

mamiamamiya.hatenablog.com

いちばん欲しいものも買えず、 わたしはいったい、なにを買っているのだろう?


これだ。

一番欲しいものを買わずに、一体何を買うというのだ?
明日には死んでしまうかもしれないというのに。

好きな女の子がいる。
けれど、どうやら脈がなさそうだから、
言い寄って来たそんなに好きでもない女の子と、適当に、何となく付き合う、みたいな。
そんなのは本当ではない。

好きでもない子と付き合うくらいならば、誰とも付き合わない方がマシ。
というか、好きな子がいるのならば、全力を尽くせよ。
全力で好きな子にアタックしろよ。みたいな。そんな感じ。

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で、早速色々撮ってみて、やっぱり良いです。
α6000とは違います。
APS-Cだろうが、フルサイズだろうが、同じやろ、と思ってました。
使ってみたら、違いました。すいません。

現状、オールドレンズしかまともに使えるレンズがないのだけれど、
α7Sは他のカメラよりも、特にオールドレンズ向きな気がする。
いや、α7Rとかα7Ⅱとか使ったことないから推測の域だけれども。

とにかく、買って良かった。