地方都市の夕景

音楽と写真

男性的な写真

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自分の写真は恐らく男性的な写真なのだと思う。ゴリゴリのマッチョを撮っているとかそういう意味ではなく、(自分ではあまり分からないけれど)人から見れば、男が撮っている写真だと一発で分かるだろうということ。最近そんなことを考える。


男性的な写真を構成する要素とはなにか。

・被写体が主に女性である
→勿論、女性が女性を撮ることも多いけれど、男性が男性を撮っている例は少ない。

・ロケーションや背景に人工物が多い
→女性的な写真は公園、お花畑、海岸、部屋の中なんかが多いだろうか。
 こちらの方が「男性的な写真」を決定づける要素として大きい気がする。
 撮っているものや場所が硬いか柔らかいか、みたいな。

僕は意識してあまり他人の写真を見ないようにしているので、偏見かもしれないけれど、例えば工場夜景が好きな女性とかいるだろうか。廃墟とか屋上とか螺旋階段はどうか(これは僕の趣味)。夕焼けは男女関係ない気がするな。星景写真はどうか。ストリートスナップは男性的だと思う。撮り鉄はおっさんしかいないような。

僕は性自認は男だし恋愛対象は女性だけだ。自分が男性であることからは逃れられない。世界中のレイプ犯と同じ身体の仕組み。男性であるというのは自分を構成する一要素だから、つまり自分が自分であることからは逃れられないということ。どこまでいっても自分は自分でしかない。ある日突然特別な能力や才能が芽生えて変わるということもない。配られたカードで戦うしかないのだ。勿論、男性的な写真はダメとかそういう意味ではない。


以下、ここ1ヶ月くらいで撮ったものの中から適当にピックアップ。

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例えば前立腺がんで睾丸摘出、となると、男性ホルモンが作られなくなるからホルモンバランスが崩れ、更年期障害のような症状に見舞われてしまうらしい。一気に落ち込んでしまうと。テストステロンはやる気とか意欲を司るから、頷ける話だ。MtFの人が睾丸切除することもあるけれど、ああいった人たちは女性ホルモンを打つから、それでホルモンバランスを保つということらしい。故に精神的に不安定にはならない?宦官とかカストラートのことも調べたけどよく分からなかった。

かなり話が逸れてしまったけれど、男性的な写真、女性的な写真、というのは絶対にあると思っている。LGBTの人たちが撮る写真というのも何らかの傾向を示すものなのだろうか。もし宦官やカストラートに写真を撮らせたら?


男性が撮る男性的でない写真、女性が撮る女性的でない写真、というのを見てみたい。ただ、意識的にそれをやろうとしてやっている、となると違う気がするけれど。

いつものように特にオチや結論はありません。