地方都市の夕景

音楽と写真

写真よさようなら

結婚したのもあるし、正直、インスタで知り合った初対面或いはそれに近い女の子の写真ばかりを撮っていても(自分の技術やコミュ力やらが至らないせいだが)、「これを続けていても同じような(大したことない)写真ばかりしか生まれないのではないか」、「これは同じようなことの繰り返しでしかなくて、続けていても先には進まないのではないか」、という行き詰まりは少し前から感じていた。
そういった事情で、所謂女子ポトレばかり撮るのはここらで一区切り、ということにした。現在進行中のプロジェクトがあって、それに関しては最後まで撮り切るつもりだけれど(妻がアシスタント)。
(余談:女の子の写真撮ってる人って未婚の中年男性が多いみたいだけれど、つまりはそういうことなのか…?)

所謂女子ポトレや絶景だけが写真ではないし、被写体の良さに頼り切っていたらいつまで経っても自分の写真は進歩しないから、良い機会だったのかもしれない。以前から撮りたいと思っていた、或いは今後撮り続けるつもりだったメンズポートレートは、この前2人撮って満足してしまった感がある。言い方は悪いけれど、正直そんなに撮りたいわけでもなかったのかもしれない。女子がダメなら男子だ!と思っていたのだけれど、無理して撮る必要もないだろう。

奥さんの専属カメラマンになるのも悪くはないかもしれない。やはり僕は初対面の人を撮るのは向いていない。他人の結婚式やら七五三やらを撮るのも向いていないだろう。自分の好きなものや人を好きなように撮ることしかできない。仕事じゃないからそれで良いのだろうし、仕事にできるレベルの写真でもない。けど趣味として写真は撮り続けるし、作品は死ぬまで作り続けるつもり。