さよならCONTAX T2 - 地方都市の夕景

CONTAX T2、全然使ってなくて、折角買って修理にも出したのに勿体無いなーと思い、使って下さる方にお譲りすることにしよう、そのお金でレンズを買おう、というのを昨日書いたのだけれど、丁度タイミングよくT2を探していた方が見つかり、お譲りすることになりました。早い。メルカリとかヤフオクとかだと手数料がかかるし、転売ヤーとかに売るのは嫌だったので、良い形で手放すことができたのではないかと思う。ありがとうございました。

最後の1ロール、Kodak super gold400で撮ったものの中からピックアップ。

写真を見ていて、やっぱり良いカメラだったんだなぁと思った。特に、晴れた昼間に撮ると最高な写り。けど、晴れた昼間にそんなに写真撮れる機会がなくて…。

あと、どうしても古いカメラだから、今後また故障する可能性があって、それが気掛かりになってしまい使いづらい部分があった。機械式ではなくて電子制御を多用している故に壊れやすい、ともよく聞く。例えるならメンヘラのかわいい女の子みたいな感じ…？T2は見た目はかっこいいし、チタン製のボディは高級感もあって、所有欲も満たせるカメラなのだけれど…そもそもコンパクトカメラって本来ガンガン持ち出してガシガシハードに使ってナンボなものなのにも関わらず（GR的な）、T2は変に繊細なところがあって乱雑には扱えないし壊れやすいという…ちょっと癖がある難しいカメラだと思った。何というか、バランスが悪い。

それでも、もしこのカメラが1万円で買える、というのなら、壊れてもまた買えばいいや、という気持ちでもっとガンガン使っていたとは思う。値段と機能、耐久性が釣り合っていないように思う。まぁそもそもこのカメラはバブルの産物みたいなものだから、そんなもんなんだろう。写り自体は良いのだけれど。

手放した後に色々悪口を書いてしまったけれど、これだけ人気のあるカメラだということは、やはりハマる人にはハマるのかなぁというところ。単に僕には合わなかったというだけの話だろう。

というわけで、CONTAX T2の話はこれでお終い。