地方都市の夕景

音楽と写真

飲酒辞めました。

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色々思う所あって、酒を飲むのを辞めました。もう一生一滴も飲みません。俺はシラフで生きていく!

いつの頃からだろう。いつからなのか正確には思い出せない。恐らく20代後半くらいからだと思うけれど、つい先々週まで7,8年間くらいほぼ毎日飲酒していた。日常的に、習慣的に飲酒していた。それをきっぱり辞めることにした。なぜならアルコールとはドラッグであり、習慣的に飲酒している時点で立派なアルコール依存症だから。

学生の頃は全然酒が飲めなかった。飲んでもすぐ真っ赤になって眠くなって、そんなに量を飲めなかった。飲み会の何が楽しいのか全然分からなかった。周りが皆酔い潰れていく中で、一人だけ取り残されてしまうようなこともあった。しかし社会人になってからは友人と安居酒屋なんかに行くことが増えた。金の蔵とか鳥貴族とかそういう感じの。いつの間にかある程度飲めるようになっていた。ビールとかハイボールとか。居酒屋に行ったら飲むけど、家で一人で飲んだりすることはあまりなかったように思う。飲むとしても、何かしらで疲れたりむしゃくしゃした時にコンビニで缶ビールを一缶買って飲むくらいの感じで終わり。それがいつの間にか、毎日習慣的に晩酌するようになっていた。飲まなきゃ一日が終わらないかのような。夜の一杯(一杯だけで終わることはほぼないが)のために生きているような。飲まなきゃやってられねぇ!みたいな。その発想が生まれてる時点で既にアルコールに対する依存形成が出来上がっており、アルコール依存症になっているのだけれど。何で飲み始めたのか、と言われれば、これはまぁ仕事をやっていく上なんかでのストレスが原因なんだろうと思う。ストレス解消のための手っ取り早い手段としてアルコールは優れていると言える。
↓例のいらすとやの画像の通りだ。

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全ての元凶はストレス。しかし我々は働かないで生きていくことはできないし、ストレスを全く感じないで働くなんてこともできないだろう。ストレスを如何にアルコール以外の手段で解消していくのかということを考えなければならない。

繰り返しになるが、アルコールはドラッグだ。コンビニで、スーパーで、時には自販機でも買えるドラッグ。習慣的な飲酒を続けていくとどうなるか。そのまま元気に歳を重ねて、90歳になっても、ワシは毎日飲酒してるけど元気じゃ!ふぉっふぉっふぉっ!ってなる可能性も0ではないけれど、それはレアケースあるいは生存者バイアスであり、通常多くの場合は内臓にダメージが蓄積していき、肝臓癌、膵臓癌、食道癌などになったり肝硬変になったりといったツケがいつかは回ってくる。その頃になって辞めようとしてももう遅いし、長年続けた習慣、あるいは依存形成から抜け出すのは容易ではない。挙句の果てに酒はむしろ身体に良いんだとか、万病の薬だとか嘯いたりする(このフレーズは中国の皇帝が酒税を課すために作ったそうだ)。肝硬変なんかは一度なるともう元には戻らないし。

アルコール依存症は治らないけど回復はする。つまり一度アルコールというドラッグによる快楽を知ってしまった脳がその快楽を忘れることはないので、依存形成された脳が元通りに戻ることはなく、飲む前の状態に戻ることはないけれど、今後一生酒を飲まないのであれば飲むこと自体は辞められはするので、体調は回復はする。依存症の治療方法はその対象にかかわらず、概して同じだ。もう一生一滴も飲まないのであれば抜け出すのは割と容易みたいで、1日缶ビール1本だけ!とかにすると結局1本で済まなくなってダラダラ飲み続けてしまうからなかなか辞められないみたいだ。3日辞めてそのままもう一生一滴も飲まないのであれば辞められる、と勝間和代が言っていたので僕もそれに倣って3日辞めてそのまま一生一滴も飲まない、という気持ちでやっている。

飲まなくなった当初は、今までと違い夜に時間ができるから何をしたら良いのか分からなくなってしまった。が、すぐに慣れた。宅録をしたり、写真を現像したり、釣具を整理したり、ブログを買いたり、実はやるべきことは無限にある。有効に時間が使えるようになったし、酒代・つまみ代がかからなくなったので、お金も今までより減らなくなった。スーパーで買い物する時も、買うものが少なくなったので楽だ。酒の代わりにソーダ水やゼロカロリーのコーラなんかを飲んでいるが、全然これで満たされるなという感じ。炭酸が好きなだけなのかもしれない。ノンアルコールビールとか飲むとビールを飲みたくなってしまいそうなのでノンアル系は買わないことにしている。だが、コンビニでもスーパーでも、どこでも酒は売っているのでつい間違って買いそうになってしまう(買わないが)。薬始めました!とかコンビニに張ってあったりするが、いやいや、ドラッグの方のクスリも売っちゃってんじゃないかよ!とツッコミを入れたくなってしまうくらい。初めの数日は「酒を我慢している」という感じだったけれど、そのうち慣れて「酒を我慢している」という感覚さえも薄れていった。今の所、ソーダ水やコーラを飲めば気が済むという状態。今はリハビリ中みたいな感じだから仕方ないけれど、いずれはこういったものも飲まなくても良いようになりたいな。

というわけでアルコールを辞めました。アル中から脱却します。まだ飲まなくなって2週間くらいだけど。カフェインとかも辞めたほうが良いのだろうか。しかし一度にあれもこれもとなると面倒なので、とりあえずアルコールから。断捨離みたいなものだな。実は生きていく上で必要がないものを切り捨てていくという点で。

全然現像しないフィルムカメラと、全然更新しない写真ブログ。

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釣りブログの方は単純に記録なので書くのが楽ということもあり、釣りに行く度に更新してるのだけれど、こちらのブログはなかなか更新できずにいた。特に何があったというわけでもなく、逆に何もないからこそ書くことがなかったのだけれど。

久しぶりにフィルムを現像した。去年の7月から今年の2月半ばまでの写真。そんなに長いこと現像してなかったとは。EFレンズの50mmと35mmは売ってしまったため、フィルムカメラEOSKiss5にはNikonFマウント互換のコシナツァイスプラナー1.4/50をアダプター経由で付けているのだけれど、MFオンリーなのでピントの山が見えなくて撮りづらい→撮りづらいから使わない、という悪循環になっていた。あと50mmって室内で使うにはちょっと長過ぎるんだよな。全然撮らないので冷蔵庫に保管していたフィルムも気付いたらどれもこれも期限切れ。やっぱりAF使えるレンズはあった方が良かったなぁなんて今更言っても後の祭り。40mmF2.8でも買おうかなぁ?

キヤノンフルサイズ唯一のパンケーキレンズ。器用貧乏と言われる中途半端な画角40mm。中古で1万円くらい。残りの3本くらいのフィルムを消費するために新しくレンズ買うってのも馬鹿げてるけど。そもそも写真撮らなくなったのはあまり出かけなくなったからで、それはなぜかといえば当然ながら新型コロコロ・ウィル・スミスのせいで。みんな同じような状況だろうけれど、去年はここ数年で一番写真を撮らなかったな。今は臨時閉園中だけれど、緊急事態宣言が解除されたら新宿御苑はまた再開するのだろうか?桜の季節、人でごった返して密になりません?あそこ酒禁止とはいえ、結構みんな隠れて持ち込んで宴会してるんだよなぁ(ゴミ箱見れば明らか)。

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猫の成長記録としてフィルムを使うのだとしても、猫を撮るのにもAFはあった方が良いかもね。というかAFでも外しまくるんですけど…。でも最早フィルムだからどうとかどうでも良いといえばどうでも良い話で、もうほぼデジタルに完全移行してしまっているし、もう良いかなという気持ちもある。正直もうフィルムに未練はないです。この前Pro400Hもディスコンになったとかで、いよいよかという感じする。逆に残りのフィルムの方を売ってしまおうかな。CineStill800Tとかだけど。しかも期限切れだが。この先新たにフィルムを買うこともないだろう。僕はソニーのミラーレスでやっていくよ。今思ったけど「逆に」って言葉を多用すると頭悪そうな文章になってしまうね。逆にぃ〜、いや、変な話ぃ、逆にぃ〜、

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暫く離れてみて改めて実感したけど、デジタルかフィルムか、一眼レフかミラーレスか、そんなのどうでもよくて、どこに行って何を見てどう感じたのか、それをどう伝えるのかってのが写真の全てかなと思う。あくまで現時点での僕の意見であって他人に強要するつもりはないですが。つまんない人生送ってる人の写真はつまらない。だからといって写真のために破天荒な人生を送ろう!ってのもそれはそれでおかしな話だし(その発想自体がつまらない)。僕らみんなありふれた普通のつまんない人間の一人でしかなくて、つまりは与えられた環境ってのは大体皆一緒なので、その枠の中で上手いことやっていくしかないよねという。なんか人生とはみたいな話になっちゃったけど、でも写真ってそんな崇高なものではないし、本当に大したことのないものなのだなと撮らなくなって思った。今は機材が進化してるから誰でも簡単に綺麗な写真が撮れちゃうので、それで自分に何らかの特別な才能があるのかと勘違いしそうになるけれど、押せば撮れちゃう時代なんだよなぁ。芸術?アート?そんな大それたものではないでしょう。基本的にはただの記録ですよ。僕の撮りためてきた膨大な量のRAWデータ、JPGファイル。記録としての価値以上のものが果たしてそこにはあるのか。何だか難しい話になってきて着地点が見えなくなってきたので今回はここまで。

2020年に買ってよかったもの

下書きに入ったまま、公開するのを忘れてて後悔。
今更だけどアップしておこう。

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気付いたら2020年も終わり。今年買ってよかったものを書いて、終わりにしたいと思います。

1.AirPods Pro
ノイズキャンセリングの効きが良い。何でこれを買ったかといえば、有線のイヤフォンはコードが絡まって煩わしいよねというのもあるけれど、最近電車や地下鉄では換気のため窓が空いていて、特に地下鉄ではガタンゴトンガタンゴトン、キキー!!!などと騒音が酷くて眠れないぜ!ってことでノイズキャンセリングできるものが欲しかったという。買ってみて正解だった。これは便利。マジで世界が変わる。通常のAirPods(所謂耳からうどん)だと落ちやすいけれど、Proの方はカナル型だし落ちにくいというのも良い。ノイズキャンセルをオンにするとスッと周りの音が静かになる。ノイキャンの効きエグっ!とか言われてるけど本当にこれは良い。超オススメ。

Apple AirPods Pro

Apple AirPods Pro

  • 発売日: 2019/10/30
  • メディア: エレクトロニクス

2.シーバスタックル
本当はブラックバスを釣りたいのだけれど、都内近郊だとなかなか釣れる場所がない。とか思っていたところ、東京住んでるならブラックバスよりシーバスの方が近い!簡単!安い!いっぱい釣れる!とメリットだらけ!なんて書いてあるブログを見つけ、道具を買い込み、夜な夜な海に繰り出すようになった。初めは全然釣れなかったけどコツを掴んだらコンスタントに釣れるようになった。釣っていくうちにシーバスという魚の生態を理解していったし、その理解が深まれば深まるほど釣果が伸びていった。釣りは難しいけど楽しい!昔から持ってた分もあるけど、竿もリールもルアーも色々買った。今はシマノのルアーマチックS80Lというロッドとラリッサ2500というリールがメイン。釣りブログも始めた。

tsuriblog.hateblo.jp

3.猫
買ってよかったものに猫と書くのもどうなの、とは思うけれど、実際ペットショップで買ったので。法的には他人のペット殺すと器物損壊罪になるし、という解釈で。
ペットショップで売れ残っていた生後5ヶ月ほどのアメリカンショートヘアの女の子をお迎え。名前は「ゆず」にしました。我が家の癒し担当。
猫によって性格は千差万別だと思うけれど、うちの猫さんはとっても甘えん坊。そして暴れん坊。環境の変化がストレスで具合悪くなったり、フードが合わずに下痢したり色々あったけれど今では元気に育って体重も当初の倍くらいに。
彼女が家に来てから、人間どもの生活は変わった。外出しても、ゆずにご飯をあげなきゃいけないので夕方には帰ってくるようになった。毎日ご飯をあげ、トイレを掃除し、歯磨きや爪切りをし、と猫優先の生活になった。
でもやっぱり猫はかわいい。うちの子が一番かわいい。猫という動物はかわいかったからこそエジプト文明の時代から現代まで生き延びてこれたのだろうな。


お題「#買って良かった2020

Googleフォトの終りとmacOS 11 Big Sur・ワンダーランド

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smhn.info

グーグルフォトの無制限使い放題が終了、来年6月以降は課金しないと今まで通りに無制限には使えなくなる。これは風向きが大きく変わってしまったなという感じ。少なくとも写真を撮る人にとっては今後のデータ管理の方法を見直さなければならない、大きく方向転換しなければならないビッグニュースだ。
ローカルに写真データを置いておかなくても、最悪消えてしまったとしてもクラウドにデータが残っているというのはありがたかった。何を残して何を消すかなんてことも考えなくて良かった。とにかく自動で全てバックアップしてくれるのだから。しかし、それも無課金で使い続けることはできなくなってしまった。グーグルピクセルを買えば今後も今まで通りに使えるよ、というのもポイントで、ピクセルを買わせようという作戦なのだろう。現状維持でいきたいならこれも選択肢の一つ。とはいえ、それだっていつ梯子を外されるか分からないし、結局いつかは使えなくなるのだろう。少なくとも、自分が死ぬまで何十年もずっと無料で無制限に使えるなんてことは絶対にありえない。使い続けたければどこかで課金しなくてはならない時が来る。いつどこでどこに金を突っ込むかという話でしかない。
これまでのデータはそのまま保存しておいてあげるよ、という話だけれど、これだっていつひっくり返されるか分からない。課金しないと過去のデータ全部消すよ、と人質を元に脅して課金させることも考えられる。代替サービスと言われているAmazon Photoに移行したところで、どうせ同じようなことになるのだろう。もうクラウドは諦めてRaidでも組んでローカルにバックアップを取るようにすべきだろうか。ピクセル買ってその場しのぎするくらいならその方がマシかもしれない。どこかのサービスを頼りにしてしまうと、同じようなことに繰り返しになってしまうだろうから。クラウドからローカルへの回帰である。

これは梯子外しとはちょっと違う話だけれど(結局は同じ?)、macOS 11 Big Surがリリースされた。僕のPCはMacBook Pro2012だから対象外。今後、Adobeのソフトがアップデートされ動作要件が「macOS11以降じゃないとダメです」となった時に終わる。これはいたちごっこみたいな話で、どんなに最新のMacを買おうとも、結局はいつの日かサポート対象外となりアップデートできなくなってソフトが使えなくなってしまう。同じようなことの繰り返しだ。iPhoneでも同じようなことが行われているけれど、向こうとしては新しいものをどんどん売りつけたいわけだし至極当然か。じゃあMacやめてWindowsにする?Windowsにしたらこのアップデートできない買い換えざるを得ないループから抜け出せるのか、と言われると実はそうではなく、Macより酷くていきなりバッサリと切り捨てられるという過去の事例が。ここはもう諦めて、一生林檎教にお布施し続ける覚悟を決めるべきなのかもしれない。林檎万歳!
新しいものに順応して変わっていかなければならないのかもしれないけれど、一つ何かを変えようと思うと、それに付随して、連鎖的にというか芋蔓式にというか、様々なものも一緒に変えなければならないことが多い。例えば新しいMacを買ったらThunderbolt3だから今まで使っていたケーブルがそのままでは刺さらない、とか。変換ケーブル地獄。そしてその変換ケーブルが純正しかなくてこれがまた高いときてる。

cubase10.5がどうしても気に食わないからいっそLogicにする?でもあれMacしか使えない。ずっとMacのままいくのなら問題ないが。cubase7のままでも良いのだけれど、どうにもこうにも謎のバグが出まくるし落ちるし…。新しく出たcubase11は多少マシになっているだろうか?

んー何だかなぁ

もう何もかもが面倒臭い。何も考えたくない。今のままでずっとやっていきたい。けどそれが無理なのは分かっている。


●まとめ●

・写真はクラウドは諦めてraid組んでローカルで管理する。
Macは今のを使えるまで使って、ダメになったらなるべく新しいものを買う。
cubaseは11にアプデしてみる。


追記
ピクセルの件は公式が認めてるぽい
www.itmedia.co.jp
ピクセル買うという選択肢は消えましたね。